目次
基本的な集計と並べ替え
ロボ君
Pythonでは、コレクションに含まれるデータをまとめて処理したり、順序付けたりすることができマス。
まずは基本だね。
Pythonのコレクション(コンテナ) | 関西AIラボ
ちょっと頭の中ごちゃごちゃしてるから、まとめとこう。 コレクション(コンテナ) コレクションは、複数のデータを保持できるデータ型のことデス。 コレクションは、デー…
集計
コレクションに含まれるデータをまとめて集計処理することができマス。
Pythonでは、sum()
、min()
、max()
、average()
などの関数を使用して、コレクションの要素を集計することができます。
リストの合計を計算
numbers = [10, 20, 30, 40, 50]
total = sum(numbers)
print("合計:", total)
# 実行結果
# 合計: 150
このコードは、sum()
関数を使用して、リストの要素を合計しています。
リストの最小値と最大値を計算
numbers = [10, 20, 30, 40, 50]
maximum = max(numbers)
minimum = min(numbers)
print("最大値:", maximum)
print("最小値:", minimum)
# 実行結果
# 最大値: 50
# 最小値: 10
このコードは、min()
関数とmax()
関数を使用して、リストの最小値と最大値を計算しています。
リストの平均値を計算
# リストの平均値を計算する
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
average = sum(numbers) / len(numbers)
print("平均値:", average)
# 実行結果
# 平均値: 3.0
このコードは、average()関数を使用して、平均値を計算しています。
並べ替え
並べ替えとは、コレクションを順序付ける操作のことデス。
Pythonでは、sorted()
関数を使用して、コレクションを並べ替えることができます。
リストを昇順と降順に並べ替える
numbers = [50, 20, 40, 10, 30]
# 昇順ソート
ascending_order = sorted(numbers)
# 降順ソート
descending_order = sorted(numbers, reverse=True)
print("昇順:", ascending_order)
print("降順:", descending_order)
# 実行結果
# 昇順: [10, 20, 30, 40, 50]
# 降順: [50, 40, 30, 20, 10]
このコードは、sorted()
関数を使用して、リストを昇順と降順に並べ替えています。
ディクショナリを値で昇順にソートする
data = {
"Real": 54,
"Astr": 24,
"yoru": 27,
"Loyd": 30
}
# 値で昇順にソート
sorted_data = dict(sorted(data.items(), key=lambda item: item[1]))
print("昇順:", sorted_data)
# 実行結果
# 昇順: {'Astr': 24, 'yoyru': 27, 'Lloyd': 30, 'Real': 54}
コレクションをソートする際、sorted() 関数の引数 key
にソート条件を指定します。
ここでは、ラムダ式を使用して、値の大小でソートするように指定しています。
セットの要素をリストに変換してソート
fruits = {"りんご", "バナナ", "オレンジ", "イチゴ"}
sorted_fruits = sorted(list(fruits))
print("ソート済みフルーツ:", sorted_fruits)
# 実行結果
# ソート済みフルーツ: ['りんご', 'イチゴ', 'オレンジ', 'バナナ']
なお、このコードは、リスト fruits の要素が文字列である場合にのみ使用できます。
リストの要素が数値である場合は、sorted() 関数の引数 key に、ソート条件を指定する必要があります。
例えば、次のコードは、リストを数値の大小でソートします。
numbers = [1, 5, 3, 2, 4]
sorted_numbers = sorted(numbers, key=lambda number: number)
print("ソート済み数値:", sorted_numbers)
# 実行結果
# ソート済み数値: [1, 2, 3, 4, 5]