Pythonのコレクション（コンテナ）

コレクション（コンテナ）

コレクションは、データの順序や重複の有無によって、以下の3つの種類に分けることができます。

1_シーケンス型

シーケンス型は、データが順序付けられており、重複するデータを含めることができます。
リスト、タプル、文字列などがシーケンス型です。

シーケンス型の例

インデックスは、0から始まる整数値です。

リスト

リストは、可変長のシーケンス型です。
任意のデータを保持することができます。

list1 = [1, 2, 3]
print(list1[0])

#出力結果
# 1

タプル

タプルは、変更不可能なシーケンス型です。
リストと同じようにデータを保持することができますが、変更することはできません。

tuple1 = (1, 2, 3)
print(tuple1[0])

#出力結果
# 1

文字列

文字列は、文字のシーケンス型です。
文字、数字、記号などを保持することができます。

str1 = "Hello, world!"
print(str1[0])

#出力結果
# H

2_集合型

集合型は、データが順序付けられておらず、重複するデータを含みません。
セット、frozensetなどが集合型です。

集合型の例

集合型は、インデックスを使用してデータにアクセスすることはできません。

セット

セットは、可変長の集合型です。セットは、任意のデータを保持することができます。
セットは、可変長の集合型です。セットは、任意のデータを保持することができます。

set1 = {1, 2, 3}
print(set1)

#出力結果
# {1, 2, 3}

frozenset

frozensetは、変更不可能な集合型です。
セットと同じようにデータを保持することができますが、変更することはできません。

frozenset1 = frozenset({1, 2, 3})
print(frozenset1)

#出力結果
# {1, 2, 3}

3_辞書型

辞書型は、キーと値のペアでデータを保持します。
キーは順序付けられておらず、値は重複するデータを含めることができます。

辞書型の例

・キーは整数値、文字列、タプルなど、変更不可能なデータ型です。
・値は任意のデータ型です。

辞書は、可変長の辞書型です。
任意のデータを保持することができます。

dict1 = {"name": "Real", "age": 54}
print(dict1["name"])

#出力結果
# Real

コレクション（コンテナ）の使い方

データの保存

コレクションとコンテナは、データを保存するのに便利です。
・リストやタプルは、順序付けられたデータを保存するのに適しています。
・セットや辞書は、重複を排除してデータを保存するのに適しています。

データの検索

コレクションとコンテナは、データの検索に便利です。
・リストやタプルは、インデックスを使用してデータを検索することができます。
・セットや辞書は、キーを使用してデータを検索することができます。

データの操作

コレクションとコンテナは、データの操作に便利です。
・リストやタプルは、追加、削除、変更などの操作を簡単に行うことができます。
・セットや辞書は、集合演算やキーに基づく操作を行うことができます。