まとめるよ~。
ブログ内のJavaプログラミングコードについて
Javaのコードは基本的にクラスやメソッドを省いた形で載せています。
コードをコピペで試したいときは、クラスとメソッドを書き足してください。
上記のサイトでは、様々なプログラミング言語をWEB上で実行することができます。
めっちゃ便利!
public class Main {
public static void main(String[] args) {
// ここに書くコードを想定
//
}
}
めんどうなときは、上のコードをコピペしてね。
基本的なコードの書き方やルール
インデント
Javaでは通常コードの可読性を高めるために、インデント(文字の先頭に空白を入れて右にずらす)を使用します。
インデントには、スペース 4 つまたはタブ 1 つを使用します。
インデント(文字の先頭に空白を入れて右にずらす)は半角入力で、全角は×。
インデントしなくてもプログラムは動作しますが、コードブロックが読みやすくなりヒューマンエラーを防止できます。
public class MyClass {
public void myMethod() {
if (condition) {
// インデントしていく
}
}
}
複数行
長い行は複数行に分けて読みやすくすることが推奨されます。
改行するときは、行頭にスペース 4 つまたはタブ 1 つを空けて、コードの可読性を高めます。
// 改行しないコード
public class Main {
public static void main(String[] args) {
int number = 10;int number2 = 20;int number3 = 30;
System.out.println( number + number2 + number3);
}
}
// 改行したコード
public class Main {
public static void main(String[] args) {
int number = 10;
int number2 = 20;
int number3 = 30;
System.out.println(
number +
number2 +
number3
);
}
}
改行したコードの方が、可読性が高くなっています。
コメント
コードの目的や処理内容を説明するために、コメントを使用します。
コメントは、//
または /**/
を使用して記述します。
// コメントなしのコード
int number = 10;
int anotherNumber = 20;
System.out.println(number + anotherNumber);
// コメント付きのコード
// 10 と 20 を足す
int number = 10;
int anotherNumber = 20;
// 合計を表示する
System.out.println(number + anotherNumber);
コメントを使用したコードの方が、理解しやすくなります。
/**
* このメソッドは~を行うためのサンプルメソッドです。
* param param1 パラメータ1の説明
* param param2 パラメータ2の説明
* return 処理結果の説明
*/
public int sampleMethod(int param1, int param2) {
// メソッドの実装
}
禁止事項
同じ名前の変数とフィールドを宣言することは禁止されています。
// 同じ名前の変数とフィールドを宣言するとエラー
int number = 10;
int number = 20;
このコードはコンパイルエラーになります。
以下も禁止されています。
- 同じ名前のローカル変数とフィールドを宣言する
- 同じ名前のメソッドを宣言する
- 同じ名前のクラスを宣言する
- 同じ名前のパッケージを宣言する
- 同じ名前のインターフェースを宣言する
ようするに、名前がかぶったらダメってことだね。
命名規則
Javaのコードでは、以下の命名規則に従って、変数、メソッド、クラス、パッケージ、インターフェースの名前を定義します。
変数名は、小文字で表記し、複数の単語で構成する場合は、単語の間に大文字を使用する「キャメルケース」を使うのが一般的です。
myName
myAge
など
定数名は、すべて大文字で表記し、複数の単語で構成する場合は、単語の間にアンダースコア(_)を使用する「スネークケース」を使うのが一般的です。
ADD_NUMBERS
MY_MODULE
など
アッパーキャメルケースとロアーキャメルケース
Javaの、アッパーキャメルケース(UpperCamelCase)、ロアーキャメルケース(lowerCamelCase)は、変数やメソッド、クラスなどの名前を記述する方法です。
一般的には、以下のルールに従って使用されます。
- クラス名やインターフェース名はUpperCamelCaseを使用する。
- 変数名やメソッド名はlowerCamelCaseを使用する。
UpperCamelCase
UpperCamelCaseは、単語の先頭を大文字にして、それ以降はすべて大文字で記述する方法です。
クラス名やインターフェース名などに使用されます。
public class MyClass {
public void myMethod() {
// ...
}
}
lowerCamelCase
lowerCamelCaseは、単語の先頭を小文字にして、それ以降はすべて小文字で記述する方法です。
変数やメソッド名などに使用されます。
int myNumber;
void myMethod() {
// ...
}
このルールに従うことで、コードの可読性が向上します。
例:
// 変数の名前を小文字で始める
int number = 10;
// メソッドの名前を小文字で始める
void printNumber() {
System.out.println(number);
}
// クラスの名前を大文字で始める
class MyClass {
void printNumber() {
System.out.println(number);
}
}
// インターフェースの名前を大文字で始める
interface MyInterface {
void printNumber();
}
// パッケージの名前は小文字で統一し、複数のパッケージはドット(.) で区切って記述
package com.example;
まとめ
Javaの基本的なコードの書き方やルールを、表でまとめると以下のようになります。
項目 | 説明 |
---|---|
インデント | スペース 4 つまたはタブ 1 つを使用して、コードを整形する |
複数行のコード | 改行して記述する |
コメント | // または /**/ を使用して、コードの目的や処理内容を説明する |
禁止事項 | 同じ名前の変数やメソッドを宣言しない |
命名規則 | 変数やメソッドの名前は小文字で始める、など |