メソッド
メソッドと関数の違いがよくわからない。。。
Pythonのメソッドは、クラス内に定義された関数のことデスネ。
関数についてはこちら↓
メソッドは、クラスが持つデータ(属性)を操作するための関数であり、そのクラスの特定のオブジェクトに対して呼び出すことができます。
ユーザー定義メソッド
Pythonではユーザーが独自のクラスを定義し、それにメソッドを追加することができます。
これにより、独自のオブジェクトにカスタム操作を定義できます。
class MyClass:
def custom_method(self):
print("カスタムメソッド")
- MyClass というクラス(ブロック)を作り
- def で custom_method というメソッドを定義
※selfパラメータ
メソッドは通常、self という名前の最初のパラメータを受け取ります。
上記の custom_method(self) の部分。
メソッドの呼び出し
メソッドはオブジェクトにドット演算子(.)を使って呼び出します。
my_object = MyClass()
my_object.custom_method()
- my_object にMyClass() をインスタンス化
- my_object インスタンスから 上で書いた custom_method(self) を呼び出します。
合わせて書くとこう
class MyClass:
def custom_method(self):
print("カスタムメソッド")
my_object = MyClass()
my_object.custom_method()
- メソッドが呼び出されると 「カスタムメソッド 」の文字列を表示します
必ずクラスの宣言の後に呼び出しを書きます。
Javaとかは前後どちらでもいいですね。
組み込みメソッド
Pythonには多くの組み込みメソッドがあり、リストや文字列などの様々なデータ型に対して利用できます。
自分で作らなくても、便利なメソッドが宣言なしで使い放題!
素晴らしい。
例えば、リストの append() メソッドは新しい要素をリストに追加するのに使います。
my_list = [1, 2, 3]
my_list.append(4)
- リスト my_list を作成し、それに要素 [1, 2, 3] を割り当てます
- my_list リストの末尾に新しい要素 4 を追加します
- my_list リストは [1, 2, 3, 4] という要素を持つリストに変更されます
文字列オブジェクトの upper() メソッドを呼び出すには、以下のようにします。
my_string = "Hello!"
uppercase_string = my_string.upper()
- 文字列 “Hello, World!” を変数 my_string に割り当てます
- 変数 my_string の文字列を大文字に変換し、その結果を新しい変数 uppercase_string に格納します
- 変数 uppercase_string には “HELLO, WORLD!” という大文字の文字列が格納されます
引数と戻り値
メソッドは引数を受け取り、戻り値を返すことがあります。
引数はメソッド内で処理に使用され、戻り値はメソッドの呼び出し元に戻されマス。
引数(Arguments)
引数は、メソッドに渡す情報やデータです。
メソッドが処理を行う際に、この情報を受け取って操作を行います。
引数はメソッドの定義時に指定されます。
戻り値(Return Value)
戻り値は、メソッドが処理を終えた後に返す値です。
メソッド内で行った操作の結果を呼び出し元に返します。
例:
class my_class:
def my_method(self, arg1, arg2):
# メソッド内の処理
result = arg1 + arg2
return result
# クラスのインスタンスを作成
obj = my_class()
# メソッドを呼び出して引数を渡し、戻り値を受け取る
result = obj.my_method(10, 5)
# 結果を表示
print("結果:", result)
- my_class というクラスを定義し、その中に my_method というメソッドを作成
- my_method メソッドは引数 arg1 と arg2 を受け取り
- それらの引数を加算して結果を返します
- クラスのインスタンス obj を作成
- インスタンスを使って my_method メソッドを呼び出し
- 引数として 10 と 5 を渡し
- 戻り値を変数 result に代入
- print 文で結果表示
このコードを実行すると、
my_method メソッドが引数を受け取り、
それらを加算して、
戻り値として 15 を返すことがわかります。
理解するのに結構時間かかったなぁ~